積雪情報!
日時: 2009年01月13日
11日の日曜日日帰りで会食の予約が入ったので今年初めて山の家へ行ってきました。
先週来より冬型が強まり日本海側、京都府北部は雪が降っているのは分かっていました。
前日の夜にシェフよしださんから珍しく電話、何事かと思ったら”雪が相当積もってるけど
これますか。”と。当日の天気予報は曇りだったので、何とか行けるでしょう、時間が掛かる
かも分からないので早い目にでますから。と返事したものの少しは不安なのでチェーンと
軍手を準備して山の家へ。越冬?2年目になれば慣れたモノです。予報に反して快晴の
なか国道27号線から府道12号、51号と順調に進み、下乙見(地名)では”和知富士”が
白い衣をまとって目の前に現れました。
国道、府道とも除雪が行き届きチェーンなどまったく不要で山の家へ。下の写真は山の家
の手前の府道から、正面奥に見えるのが山の家です。除雪は早朝から降り続けば幾度と
なく除雪が入ります。
到着したばかりの山の家です。5ー60cmは積もっているでしょうか。これから駐車場の
除雪です。除雪車が通った道路脇は雪が押しやられて氷になっているのでここを突破する
のが最大の難関です。ここを突き破れば後はフカフカの雪なので腰への負担は随分楽に
なります。しかし雪深い田舎の除雪は大変な仕事には違いありません。行政が除雪して
くれるのは幹線道路までです。ほとんどの家では戸口からあるいは車が出入りする通路を
道路まで自力で除雪しなければなりません。それは殆どが女性、しかも高齢の方の仕事の
ようです。(高齢の女性の一人暮らしが多い。)
山の彼方から鉄砲のような音が時たま響きます。噴水でお世話になった猟師の”田井さん”
がまさかこの雪の中猪を追っているわけでもなかろうにと思っていました。よしださんとその
話しをしていると竹が雪の重みに耐えかねて折れる音だそうです。往路道路の雪に気を
とられて分かりませんでしたが帰りに良く見ますとあちらこちらで杉が折れています。
特に道路際の杉が隣に木がないともたれられないので折れています。そういえば道すがら
会ったおばさんから昨日の夜から停電でさっき復旧したところと聞いていました。
なるほど杉の木が折れて架線を切ってしまうんですね。たまに行くのは”きれいな雪景色”
ですが、そこで生活するのは本当に大変なことだと実感をしながら帰路につきました。
噴水・その後・・・
日時: 2009年01月04日
みなさま、あけましておめでとうございます。
本年も相変わりませず【和知山の家】をよろしくお願いいたします。
さて、昨年のことになりますが、年末の大掃除を兼ねてスタッフの小椋君、アシスタント?の坂本君
と山の家へ来てくれました。坂本君には「業務内容」絞り込んで「噴水」修復のミッションが・・・。
山の家へ行く途中のコメリで詰まっているパイプを途中で切って、接続できるパーツを買い、(詰まっ
ていた場合、カットした箇所から詰まりを取るため)初日彼ら二人で山中のタンクへ。詰まっていそう
なところでパイプをカットするも詰まった様子はなく、取水口からタンクへも順調に水は入っている
様子。原因不明のまますごすご帰還。そのまま年は越せんやろと翌日私も同行することに。下左の
写真は林道から見下ろしたタンク、中央やや上にある小さな黄色い点のようなのが約1M立方くらい
のタンクです。撮影距離約50Mくらいでしょうか。下右の写真は林道からタンク置き場までおりる坂道
というより崖です。なんども行くので坂本君が虎ロープ(工事現場で使う黄色と黒のあれです。)をフィ
ックス、伝って行けば、ま老体の私でもなんなく、と云うよりもずるずる滑ってタンクまで。
前日にカットした箇所を取り敢えず修復、詰まりを取り除こうともう少し下ったところのジョイントから
番線(針金)でシコシコするも特に詰まりもなく、再度前日カットしたところから番線でシコシコ、これも
応答なし。元にもどってタンクの出口からまたシコシコ、しかし詰まった様子なく、これは詰まりでなく
なにか物理の法則的に無理があるのではないかと思案。そうこうする間、取水口>カットした箇所>
下のジョイントの間を行ったり来たりする小椋君の写真が下の左です。中央左に少しパイプが見えて
います。ようく見ると取水口から最初のカットした箇所までほんの数メートル緩い登りになっている。
これくらいの登りは水の勢いとその後の落差で行くと思っていたが、これが問題ではないかと仮定、
カットした箇所のパイプを何回か思いっきり吸うと、なんとじゃばじゃば水が出てきたではないですか。
今までなんで出てきてたの、と思いつつ、ま、出たからいいじゃんと幾つかあるジョイントをチェックし
乍ら達成感に包まれつつ山の家へ帰った3人でした。下右の写真は勢いはまだまだですが、兎に角
水が戻った噴水です。
【追記】その後、暮れも押し迫って山の家へ行ったところ、残念ながら噴水は止まっていました。
なんとも手の掛かる噴水ですが、水のある池にはいろんな生物がやってきます。彼らには本当に
大事な水源なのです。また四季の移ろいにいつもある噴水がないのは誠に寂しく、これからも噴水
との格闘は当分続きそうですが、必ず原因を突き止めて谷川からの安定した取水で水量豊かな噴水
を取り戻そうと思います。坂本君”今年も”たのむで!
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